しみ治療

シミの中で最も多いのが「老人性色素班」です。
これは紫外線が主な原因といわれており、頬を中心とした露光部位に主に20歳～30歳の間からでき始め、年齢を重ねるごとに増えていきます。

顔以外にも日光の当たりやすい手の甲や腕にもできます。
はじめは薄い茶色ですが、加齢による新陳代謝の低下でメラニン色素が排出されず、濃くなっていくのが特徴です。

茶褐色の1つ数ミリ程度の小さな斑点が多発するもので鼻背に頬に見られます。
遺伝によって幼少期から生じることが多く欧米人に多く見られるシミです。
小さなシミが鼻と左右のほほを中心に広範囲に現れます。紫外線を浴びると濃くなるので、日焼け対策も重要なポイントです。

紫外線や加齢が原因の通常のシミやソバカスとは違い、妊娠や出産などに関係した女性ホルモンバランスが原因と言われている皮膚へのメラニン沈着が肝斑です。特徴としては左右対称、同じ大きさ、形で現れます。

●ハイドロキノン

ハイドロキノンは、「肌の漂白剤」とも呼ばれる強力な美白成分です。塗布することで、シミやニキビ跡の原因となるメラニン色素の発生を抑え、肌の美白を目指します。また、ハイドロキノンと一緒にターンオーバーを促進する治療法と併用することで、より効果的にシミの治療が出来ます。当院で取り扱いのあるゼオスキンは、ミラミックスというハイドロキノン配合の、レチノイン酸との併用を前提とした化粧品があります。