こんにちは、松元です。
今日は、ネットやSNSにあふれる美容医療の情報のお話しです。
情報過多な時代、極端な話に惑わされないで
現代は、情報が多すぎて正しいものを選び取るのが難しい時代です。
例えばこんな話を聞いたことはありませんか?
シミ取りにはピコがいいよ、とか
フォトフェイシャルは白斑ができるから危ない、とか
間違いでは無いけど、正解でもない。
この二つはどちらも極端な言い方なんです。
ネットの情報を鵜呑みにするのが悪いわけではありません
こうした情報に影響を受けるのは、決して悪いことではありません。
むしろ、自分の肌や治療に関心を持ったりするのはとても素晴らしいことだと思います。
ネットの情報をきっかけにカウンセリングにいらっしゃる方も多いですし、
「自分にとって何が必要なのか」を考える入り口として活用されるのは、とても有意義なことだと思います。
ただ、その情報がすべての人に当てはまるものではないことを理解し、
最終的には医療者と一緒に選んでいく姿勢がとても大切です。
極端な話には量の概念を思い出して
美容医療に限った話では無いのですが、極端な話には量の概念を考えるように心がけています。
例えば、塩分を考えてみてください。
塩分は摂りすぎると血圧が上がり心筋梗塞のリスクが高まる。
その一方で塩分は体に必要なミネラルですので熱中症予防に塩飴は有名な治療法です。
血圧が上がることだけにフォーカスして「塩分は悪!」というのは話としては乱暴ですよね。
カウンセリングの役割
ネットの情報に振り回されないためには、やはりカウンセリングが非常に重要です。
カウンセリングでは、患者さんの肌の状態や希望をじっくり伺いながら、
「何が適しているのか」を一緒に考えていきます。
「ピコレーザーがいい」という話も、「フォトフェイシャルは危険」という話も、
大きな括りでは事実かもしれません。
しかし、そこに至る要素や考えるべきポイントは山ほどあります。
だからこそ、一人ひとりに適した選択をするために、
情報を整理して、納得感を持った上で治療を選択する必要があります。
まとめ
ネットやSNSの情報を参考にして自分の治療を考えるきっかけにすることはとても素晴らしいことです。
しかし中には極端な言い回しも多く、それだけを鵜呑みにするのはやや危険です。
美容医療は、肌の状態や個々の希望に合わせて選択していくものです。
「これが絶対に良い」「これが絶対に悪い」と決めつけることなく、
正しい知識を持って選んでいくことが大切 だと思います。
そのためにも、ぜひカウンセリングを活用していただけたら嬉しいです!
それではまた。