こんにちは、松元です。
ようやく完成しました、スキンケアの手引き。
ずっと作りたいと思いながらも、何を“正しい”とすべきか迷っていたらなかなか進まず・・・
なあなあにしてしまっていましたが、
それによって患者さんの治療を進められていない!と痛感することがあり
ここ1ヶ月ほど、真剣に手引きの作成に向き合っていました。
今回の手引きは、A4サイズの3つ折りのリーフレット。
A4サイズ両面に細かい文字でミッチミチに書かれていますが、私が本当に伝えたいことは2つ。
「摩擦しないでね」「UVケアしてね」
この2つだけです。
ミッチミチに書かれた内容は、その二つが大切な理由や、具体的な方法について、
手に取る患者さんがアクションに移しやすいように記載しています。
使うものより、どう使うか
少し話は逸れますが、先日私のスキンケアをドラッグストアのコスメで再現するなら?というテーマでYoutubeを投稿しました。
「参考になりました!」
「ドラッグストア見てみます!」
という感想をいただいて嬉しい反面、
私が本当に伝えたいことは「何を使うか」より「どう使うか」なんです・・・!
どれだけ高価で有効成分が入った化粧品を使っていても、
使い方や意識が間違っていたら肌は変わりません。
逆に、シンプルなアイテムでも丁寧なケアを続ければ肌は確実に応えてくれます。
この話は、「美容医療 基本のキ」という動画にもまとめています。
私が1番最初に「これを撮りたい!」といった内容です。
よろしければそちらも参考にしてみてください。
スキンケアの手引きという処方箋
私がこのリーフレットを作った背景には、クリニックでの施術効果をもっと引き出したいという想いがあります。
というと、随分と聞こえが良いように言ってしまいますが
実際にはここをちゃんと伝えられていなかったから、私自身、肌治療に限界を感じていました。
より効果的に治療を進めたいのは、患者さんだけでなく、私たち医療者にとっても同じです。
このリーフレットは、お薬やデバイス治療と同様に、私から患者さんに向けた処方として受け取っていただきたいです。
薬飲んだり、デバイス治療したりして、全てうまくいったらいいのですが、必ずしもそうではありません。
結局医療って人の体を扱っている以上、結果が約束された治療ではないんです。
生活指導って軽く見られがちですが、ものすごいパワーがあります。
そして驚くべきは、そのものすごいパワーを持った治療というのは。
お金がかからず、ご自身の手でできる大切な医療なんです。
安城院で主に配布しておりますが、栄にもございますので
ご希望の方はどうぞお気軽にお声掛けください。
健やかで美しい肌を目指しましょう◎
それではまた。