蓄熱式脱毛はなぜ痛くないのか

こんにちは、松元です。
昨年はお世話になりました。
12月はたくさんのお客様にご来院いただき、おかげさまでブログの更新も止まっておりました。
今年も地域の皆様に選ばれるようなクリニックを目指して頑張ります！

本日は当院の蓄熱式脱毛について！
新年から小難しいお話になりますがお付き合いくださいませ・・・笑

脱毛器の種類は大きく分けて2種類、熱破壊式と蓄熱式です。
本院にはジェントルレーズプロ、安城院にはヴィーナスワンという脱毛機を採用しています。

日本で初めて厚労省で承認が取れたのがジェントルレーズプロ、これは熱破壊式のものになります。
根強い人気があるのはやはりよく抜けるから。
ただし、結構痛い。
痛みこそ脱毛の課題でした。
その痛みを軽減させたのが蓄熱式脱毛になります。

脱毛は「発毛中枢」に熱を加え破壊し、発毛する機能を失わせて毛を生やさないようにする、これがざっくりとした理論になります。
熱破壊式と蓄熱式はエネルギーの照射方法が異なります。
熱破壊式はフラッシュランプのように一瞬で高いエネルギーを出します。
こんなイメージ↓

ピークパワーが高いと痛い、なんとなく想像つきますか？
高いエネルギーが加わるのでほとんどの毛に反応がよく、高い効果を実感します。

一方で蓄熱式脱毛はダイオード（半導体）を使用しています。
フラッシュランプとは違いダイオードは連続波を出すことができます。
こんなイメージ

エネルギーはピークパワー×パルス幅の掛け算なので
同じエネルギー量でもパルス幅を長くすることでピークパワーを抑えることができます。

ピークパワーを抑えることで痛みが軽減できる！
これが蓄熱式脱毛の考え方です。

さらにヴィーナスワンはこのパルス幅の設定が可能です。
①普通の毛　②産毛　③剛毛
主に3種類に分けて照射を行っています。

なるべく痛みを少なく、肌にトラブルを起こすことなく、しっかりと効果を出すために一人一人考えながら照射をしています。
初回で効果を感じづらかった場合は設定を変更しながら治療を進めますのでお申し付けください。

ジェントルレーズプロがずっと人気なのはよく抜けるから。
高いパワーが加わるからどの部位でもある程度抜ける仕組みです。
でも痛みがすごく苦手という人もいます。
痛みに弱くて諦めていた方もぜひお試しください。

それではまた！

松元